あっという間の2014年、年末だ。使用頻度が少なくなった万年筆のインクを抜いたりの大掃除をしていて、やっぱり今年最後に書いて置かなければと思ったのはモンブランの万年筆。
このブログを書き始めた頃に書いた、万年筆への想い、モンブランへの想い、またいずれはと思ってた146が既に手元にある。
>>> 筆記具の話
この重量感、存在感はやはりモンブラン、マイスターシュテュックならではだなと改めて思ってる。
万年筆な方ならご存知の通り、モンブランの146や149はペン先をインク瓶の中に突っ込んでインクを吸い上げる吸入式な訳だ。
私が普段使いするセーラーのプロフィットやプラチナのセンチュリーを始め、近年はインクカートリッジやコンバーターを使ったインクフローが多く、モンブランも145や114といったモデルでは、コンバーターやカートリッジを使う仕様になっている。
実は、店頭で、146よりもワンサイズ下の握り心地が快適な145と、前途の通り、思い入れの強い146を手にとってしばらく悩んだのだけれど、モンブランにはいかにも万年筆らしいこの作業が必要だと、やはり146を手元に置く事に決めた経緯がある。
マイスターシュテュック90周年モデルにも心を動かされたが、10年後、100周年モデルが出る時に記念モデルを購入してやろうかなどと思ったり。
生きてる限り使い続ける事の出来る道具、そして、息子にと受け継ぐ事の出来る道具を愛でながらご満悦なのは言うまでもない。
そして、モンブランにはやっぱりモンブランの長靴インク瓶。