フリーランス同士、同じ企画などで仕事をする事の多いR女史の手帳はキングファイルのオレッタ。以前の私と同じく根っからのWEB人ゆえ、手帳の類はほぼ必要としないと断言する潔さ。
アイデア出しもマインドマップ等を使ってPCでやる。外出時にはノートPCとアンドロイドの末端を使いこなし、必要な書類やメモの類はこのオレッタに挟んで持ち歩く。
オレッタに貼り付けたポストイットやA4三つ折サイズのノート、メモローゼを切り離して何枚か持っているので、極まれにそれらを使う事もある。このスタイルで十分事たりて不自由はまったく無いと言う。
それを手帳と言ってしまって良いのか！？という話はさておき、以前の私自身がこういうスタイルで何一つ問題は無かったので、ベストな選択の一つなのは間違いない。
見事なデジタルとアナログの融合である。今の私とはまったく反対のパターンでデジタルの足らない部分をオレッタという手帳が補っているという訳だ。
オレッタに合わせる筆記具はパイロットの万年筆入門機である「カクノ」だ。
カクノを合わせる事でチープな雰囲気を女性らしい柔らかいイメージに持ち上げた。そもそも、カクノを持つ事が私にはためらわれる。女性ならではのバランス感覚という物は我々男には到底真似できないものである。
しかもそのカクノにはカクノよりも高価な神戸インクなどを使って楽しんでいるというから恐れいった。
実は私もこのオレッタを所有している。このアイデアは素晴らしいなと思ったものの、そのチープさが嫌な感情へ繋がるので使わなくなってしまった事があるのだ。