神戸インク物語 波止場ブルー

万年筆インク

万年筆な方なら、神戸のナガサワ文具センターが作る万年筆用のオリジナルインクのブランド「神戸インク物語」という名前は聞いた事があるんじゃないだろうか。

発売以来、どんどん色が増えていき、その色数はいつの間にか業界一番にもなるといい、お気に入りの色が必ず見つかると評判だ。

神戸という土地は大阪生まれの大阪育ちな私にとって、身近にある洒落た街。子供の頃から今に至るまで、気になる女性を誘ったり、ここ一番に出かけるのは必ずこの街だったりするのだ。

記憶というものは色と一緒に残ることが多いのは間違いないと思う。

私は神戸インクの地名を見ると、自分がよく知る神戸の街の色を想い浮かべる。神戸インクのそれぞれの色名をみただけで、いろんな思い出がよみがえるのである。

逆にいえば、神戸という街に馴染みが無ければなんの事だか判らないのかもしれないが。

神戸インク物語 異人館レッド

例えば、六甲グリーンと言われると、足繁く通った六甲山の新緑が目に浮かぶ。北野異人館レッドと言えば、異人館のレンガの街並み、生田オレンジには夜のネオンに明るい生田神社の鳥居が目に浮かぶ。

もちろん、見る目が違えば色も違う訳だから、例えば、有馬アンバーとか私にとって有馬はパープルだったり、諏訪山リーフグリーンなどは私とっては夕陽に染まるオレンジだったりもする訳で、全部が一致するわけじゃない。むしろ一致しない色の方が多いだろう。

それでいい。

思い出は人それぞれ、誰もが同じ街に同じ思いを持っているというのは不自然だろう。

神戸インク物語 波止場ブルー

とりわけ、私にとってのベスト神戸インク物語は「波止場ブルー」だったりする。里山と田んぼに囲まれた大阪の新興住宅地で育った私の、海への憧れがそうさせたかと思うのだが、「波止場」という言葉は私にとって特別な場所で特別な思いがある。

セーラーのプロフィットのスケルトン軸と波止場ブルーの組み合わせ。目下、波止場ブルーなプロフィットにセットになれるボールペンが無いかと物色中である。


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